「すこやかワークリテラシー」とは、職場の構成員に求められる要素を、一般社団法人すこやか職場が「6つの志向性と12の意識」に分類したものです。
ここでは、6つの志向性と12の意識について具体的に紹介していきます。
成長志向
仕事を通してスキルを身に着け、一人のビジネスパーソンとして成長することを志向すること
チームワーク志向
自分ひとりではなく、チームとして力を発揮することを志向すること
モチベーション志向
自分及び相手(チーム)のモチベーションを維持・向上させることを志向すること
レジリエンス志向
ストレスや問題のある状況等に落ち込まず冷静に前向きに対処する力を身につけることを志向すること
ロジカル志向
気持ちや感情に過剰にとらわれず合理的に対処する力を身につけることを志向すること
リソースフル志向
ポジティブな発想に基づく声がけで自分自身や相手、周囲の能力発揮を促していくことを志向すること
言葉の使い分けが人間(自分・相手・周囲)の行動(効果・効率)に影響することを認識し、適切な言葉使用を意識すること
時間対効果(価値・効率)を意識すること
精神的・肉体的に健康を維持・向上させることを意識すること
自分・相手・周囲の「意識・認識・立場・気質・視点等」が違うことを認識し適切な言動を意識すること
PCDDCK(Plan,Check,Dandori,Do,Check,Kaizen)することを意識すること
小さなことであっても有難いと感じることを意識すること
精神的・肉体的に過剰な負担がないかを意識すること
停滞した空気(環境)がある場合は、空気に支配されず、水を差すことを意識すること
お互いに笑顔が生まれるコミュニケーション(伝達方法)を意識的に作ること
小さなことであっても達成(成長)できたことを意識すること
お互いを尊重し、ハラスメントをしない(自制)、させない(抑制)、されない(自己防衛)ことを意識すること
集中や高ストレス状態継続の回避に切替が有効であることを認識し、日常でオンとオフを意識的に切替えること